茶臼山駅
この項目では、愛知県にあるJR飯田線の駅について説明しています。大阪府にあった大阪市電の同名の駅については「大阪市電天王寺阿倍野線」をご覧ください。 |
茶臼山駅 | |
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駅舎(2007年10月) | |
ちゃうすやま Chausuyama | |
◄東新町 (1.2 km) (1.2 km) 三河東郷► | |
所在地 | 愛知県新城市富永字四条14 北緯34度54分37.04秒 東経137度30分51.00秒 / 北緯34.9102889度 東経137.5141667度 / 34.9102889; 137.5141667座標: 北緯34度54分37.04秒 東経137度30分51.00秒 / 北緯34.9102889度 東経137.5141667度 / 34.9102889; 137.5141667 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 飯田線 |
キロ程 | 23.8 km(豊橋起点) |
電報略号 | ウス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- | 271人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)5月1日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
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茶臼山駅(ちゃうすやまえき)は、愛知県新城市富永字四条にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
豊橋駅(愛知県)と辰野駅(長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つである。新城市新城地区の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に位置する。駅名にある「茶臼山」は、長篠の戦いにおいて織田信長が陣取った茶臼山本陣があったことによるものであり、愛知・長野県境にある茶臼山との関連は無い。
1926年(大正15年)に、豊川鉄道によって開設した。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に伴いJR東海に移管された。
歴史
当駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部に当たる豊橋 - 大海間を運営していた私鉄である。この駅を挟む新城から大海までの区間が1900年(明治33年)に開通した際、当該区間に途中駅は開設されていなかったが、それから20年以上を経た1926年5月になって茶臼山駅が新設された。
1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって茶臼山駅も国有鉄道の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客専用の駅となり、そのまま1987年4月の国鉄分割・民営化を迎えてJR東海に継承されている。
年表
- 1926年(大正15年)5月1日:豊川鉄道の駅として開業[1]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:豊川鉄道国有化に伴い、国鉄飯田線の駅となる[1]。
- 1966年(昭和41年)
- 1971年(昭和46年)12月1日:残っていた小口扱貨物の取り扱いを廃止[1]。荷物の取り扱いも同時に廃止[1]。同時に無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[1]。
- 1996年(平成8年)2月26日:駅舎改築[4][5]。
- 2025年(令和7年)春:ICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)[6]。
所在地の遷移
開業時、所在地は南設楽郡東郷村富沢であった[1]。その後、東郷村は1955年4月に新城町へと合併、1958年11月には新城町は市制を施行して新城市となった。1985年時点では、所在地は新城市富永で[1]、大字が富沢から現在と同じ富永に変更されている。
駅構造
1996年に改築された駅舎が使用されている。1971年以降無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅(駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[7]。かつては木造駅舎が使用されていたが、無人駅化以降老朽化が進み、1995年11月に解体された[8]。
- ホーム
停車列車
茶臼山駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方とも1時間あたりおおむね1本(ラッシュ時は最大2本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上りに1本のみ設定されている快速列車の2種類であり、特急「伊那路」は通過する。
駅周辺
周辺の施設
- 新城市保健センター
- 茶臼山厚生病院 - ウェイバックマシン(2002年8月30日アーカイブ分)
- 新城市立東郷西小学校
- 豊川
- 国道151号
- 新東名高速道路・長篠設楽原パーキングエリア
- 新城教会
- 豊鉄バス新城営業所
バス路線
- 茶臼山
- 新城東高校
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、99頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 桜ヶ丘ミュージアム 編『飯田線展』桜ヶ丘ミュージアム、2003年、100頁。
- ^ 『飯田線展』、101頁。
- ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、144頁。
- ^ 『飯田線展』、102頁
- ^ 『【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf。2023年12月21日閲覧。
- ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732,733頁。
- ^ 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、95頁。ISBN 978-4-8117-0657-3。
関連項目
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豊橋 - 船町 - 下地 - (平井信号場) - 小坂井 - 牛久保 - 豊川 - 三河一宮 - 長山 - 江島 - 東上 - 野田城 - 新城 - 東新町 - 茶臼山 - 三河東郷 - 大海 - 鳥居 - 長篠城 - 本長篠 - 三河大野 - 湯谷温泉 - 三河槙原 - 柿平 - 三河川合 - 池場 - 東栄 - 出馬 - 上市場 - 浦川 - 早瀬 - 下川合 - 中部天竜 - 佐久間 - 相月 - 城西 - 向市場 - 水窪 - 大嵐 - 小和田 - 中井侍 - 伊那小沢 - 鶯巣 - 平岡 - 為栗 - 温田 - 田本 - 門島 - 唐笠 - 金野 - 千代 - 天竜峡 - 川路 - 時又 - 駄科 - 毛賀 - 伊那八幡 - 下山村 - 鼎 - 切石 - 飯田 - 桜町 - 伊那上郷 - 元善光寺 - 下市田 - 市田 - 下平 - 山吹 - 伊那大島 - 上片桐 - 伊那田島 - (大沢信号場) - 高遠原 - 七久保 - 伊那本郷 - 飯島 - 田切 - 伊那福岡 - 小町屋 - 駒ケ根 - 大田切 - 宮田 - 赤木 - 沢渡 - 下島 - 伊那市 - 伊那北 - 田畑 - 北殿 - 木ノ下 - 伊那松島 - 沢 - 羽場 - 伊那新町 - 宮木 - 辰野( - 川岸 - 岡谷 >>茅野・塩尻・松本方面) |