悪城の壁
悪城の壁(あくしろのかべ)は、富山県中新川郡立山町にある岩壁。高さは500mで一枚岩としては日本一の高さとされる崖である。国土地理院地図では悪城壁と記載される。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/87/%E6%82%AA%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%A3%81.jpg/250px-%E6%82%AA%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%A3%81.jpg)
![地図](https://maps.wikimedia.org/img/osm-intl,13,36.579444444444,137.49305555556,300x200.png?lang=ja&domain=ja.wikipedia.org&title=%E6%82%AA%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%A3%81&revid=92365351&groups=_07fce91343acd9c58e9b8ad6ffcbf6f83f12ee72)
地図
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d9/%E6%82%AA%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%A3%812.jpg/250px-%E6%82%AA%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%A3%812.jpg)
高さ500m、総延長2kmの大規模な岩壁で、溶結凝灰岩で形成されている。[1]
立山火山の大噴火でできた溶岩の台地が、称名滝(称名川)に深く削られてつくられた断崖で、一枚岩盤では日本一を誇る。また、「悪城の壁」 は岩壁の形が2段になっていることから「悪城の壁の2階」ともいわれている。「悪」とは「恐ろしくて人を引き寄せない」という意味で、その名に相応しく、圧倒的な迫力を持つ[2]。
悪城の壁には下部に大きな凹みが見られるが、これらは硬い岩石が雪崩で削られて出来た雪崩地形で、アバランチシュートと言われる。
交通
県道170号の称名滝に向かう道の途中に展望台があり、駐車場も存在する。
道路は冬季閉鎖の為、冬は徒歩で行くことになるが、積雪が大変多いのでかんじきなどを着用した方が良い。
脚注
関連項目
座標: 北緯36度34分46秒 東経137度29分35秒 / 北緯36.57944度 東経137.49306度 / 36.57944; 137.49306