アレウス2世(希:Αρεύς Β', ラテン文字転記:Areus II, 在位:紀元前262年 - 紀元前254年)はアギス朝のスパルタ王である。
アレウス2世は先王アクロタトスの子である。彼は父王の死後に生まれ、幼くして王位に登った。そのためアレウスは親戚のレオニダスの後見を受けたが、わずか8歳で病死した。その次の王位は、老齢にもかかわらず、一族の男はレオニダス一人だけだったためにレオニダスが継いだ[1]。
註
- ^ パウサニアス, III, 6, 6; プルタルコス, 「アギス」, 3
参考文献
- パウサニアス著、飯尾都人訳、『ギリシア記』、龍渓書舎、1991年
- プルタルコス著、村川堅太郎他訳、『世界古典文学全集 プルタルコス』、筑摩書房, 1966年
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